2011.04.29 Fri
2011 世界選手権 男子フリー結果

(小塚君こっち向いて!!)
Pちゃんつえええええええええええ!!
小塚が日本を救った!!男を見せた!!
ガチ君すげええええええええええええ!!
そんなフリーでした。いやあ燃えました。
日本男子最初の二人のこれは何かの呪いかと言わんばかりの悪い流れを小塚選手が最高の演技で断ち切った!!
フィギュアは個人競技ですが、こうして見ると織田選手、高橋選手が落ちても、別の選手が挽回してくれるっていう、団体戦的な強さが日本にはあるなぁと思います。
四大陸でも小塚選手がミスしても羽生君が台乗りしてくれましたし…。
織田選手と高橋選手はショート終了時点で十分メダルを獲れる位置にいたのですごく惜しい!!悔しい!!ですが小塚選手が男を見せてくれたので今日はいい夢見れそうです。
最終順位
FPl. | Name | Nation | Points | SP | FS | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Patrick CHAN |
| 280.98 | 1 | 1 | |||
2 | Takahiko KOZUKA |
| 258.41 | 6 | 2 | |||
3 | Artur GACHINSKI |
| 241.86 | 4 | 3 | |||
4 | Michal BREZINA |
| 233.61 | 7 | 5 | |||
5 | Daisuke TAKAHASHI |
| 232.97 | 3 | 6 | |||
6 | Nobunari ODA |
| 232.50 | 2 | 9 | |||
7 | Florent AMODIO |
| 229.68 | 5 | 7 | |||
8 | Brian JOUBERT |
| 227.67 | 9 | 4 | |||
9 | Richard DORNBUSH |
| 222.42 | 11 | 8 | |||
10 | Javier FERNANDEZ |
| 218.26 | 14 | 10 | |||
11 | Ross MINER |
| 217.93 | 13 | 11 | |||
12 | Tomas VERNER |
| 216.87 | 8 | 13 | |||
13 | Ryan BRADLEY |
| 212.71 | 12 | 12 | |||
14 | Denis TEN |
| 209.99 | 10 | 14 | |||
15 | Peter LIEBERS |
| 205.59 | 16 | 15 | |||
16 | Anton KOVALEVSKI |
| 201.64 | 17 | 16 | |||
17 | Kevin VAN DER PERREN |
| 197.10 | 15 | 18 | |||
18 | Samuel CONTESTI |
| 196.40 | 18 | 17 | |||
19 | Jorik HENDRICKX |
| 188.24 | 22 | 19 | |||
20 | Kevin REYNOLDS |
| 187.23 | 19 | 21 | |||
21 | Paolo BACCHINI |
| 183.13 | 23 | 20 | |||
22 | Nan SONG |
| 176.09 | 20 | 23 | |||
23 | Kim LUCINE |
| 171.93 | 24 | 22 | |||
24 | Joey RUSSELL |
| 168.73 | 21 | 24 | |||
25 | Adrian SCHULTHEISS |
| FNR | 25 | ||||
26 | Viktor PFEIFER |
| FNR | 26 | ||||
27 | Min-Seok KIM |
| FNR | 27 | ||||
28 | Alexander MAJOROV |
| FNR | 28 | ||||
29 | Maxim SHIPOV |
| FNR | 29 | ||||
30 | Misha GE |
| FNR | 30 |
もしかして来季の世界選手権三枠確保したのって日本男子だけですか…?
日本男子は強いので5位や6位で異常事態のように見えますが、結果としてはすごく立派だと思います!!
↓出場枠算出方法
出場人数(組) | 3枠になる条件 | 2枠になる条件 |
---|---|---|
1 | 2ポイント(2位)以下 | 10ポイント(10位)以下 |
2 | 合計が13ポイント以下 | 合計が28ポイント以下 |
3 | 成績上位の2人(組)に対して 2人(組)の時の計算方法を適用 | 成績上位の2人(組)に対して 2人(組)の時の計算方法を適用 |
フリー点数詳細
※矢印アイコンが付いている各項目をクリックすると、その項目を昇順、降順で並び替えることができます。順位 | 選手名 | 国 | 合計 | 技術点 | 演技構成点 | スケーティング | つなぎ | 演技力 | 振付け | 音楽との調和 | 減点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Patrick CHAN | CAN | 187.96 | 96.44 | 91.52 | 9.25 | 8.93 | 9.11 | 9.11 | 9.36 | 0.00 |
2 | Takahiko KOZUKA | JPN | 180.79 | 98.53 | 82.26 | 8.39 | 7.93 | 8.39 | 8.21 | 8.21 | 0.00 |
3 | Artur GACHINSKI | RUS | 163.52 | 85.66 | 77.86 | 7.71 | 7.29 | 7.93 | 7.93 | 8.07 | 0.00 |
4 | Brian JOUBERT | FRA | 156.38 | 80.80 | 75.58 | 7.86 | 7.07 | 7.75 | 7.57 | 7.54 | 0.00 |
5 | Michal BREZINA | CZE | 156.11 | 83.19 | 74.92 | 7.64 | 7.14 | 7.57 | 7.50 | 7.61 | 2.00 |
6 | Daisuke TAKAHASHI | JPN | 152.72 | 71.64 | 82.08 | 8.50 | 7.93 | 7.86 | 8.29 | 8.46 | 1.00 |
7 | Florent AMODIO | FRA | 152.04 | 74.98 | 77.06 | 7.71 | 7.29 | 7.89 | 7.64 | 8.00 | 0.00 |
8 | Richard DORNBUSH | USA | 151.88 | 78.24 | 73.64 | 7.46 | 7.07 | 7.43 | 7.29 | 7.57 | 0.00 |
9 | Nobunari ODA | JPN | 150.69 | 72.25 | 78.44 | 8.29 | 7.71 | 7.79 | 7.75 | 7.68 | 0.00 |
10 | Javier FERNANDEZ | ESP | 149.10 | 84.32 | 65.78 | 6.68 | 6.11 | 6.64 | 6.64 | 6.82 | 1.00 |
11 | Ross MINER | USA | 147.53 | 78.75 | 68.78 | 7.00 | 6.64 | 7.00 | 6.82 | 6.93 | 0.00 |
12 | Ryan BRADLEY | USA | 142.26 | 72.74 | 69.52 | 6.86 | 6.54 | 7.11 | 7.04 | 7.21 | 0.00 |
13 | Tomas VERNER | CZE | 140.93 | 65.85 | 76.08 | 7.71 | 7.36 | 7.61 | 7.50 | 7.86 | 1.00 |
14 | Denis TEN | KAZ | 138.99 | 71.05 | 69.94 | 7.21 | 6.61 | 7.04 | 7.07 | 7.04 | 2.00 |
15 | Peter LIEBERS | GER | 137.86 | 73.94 | 63.92 | 6.50 | 6.18 | 6.46 | 6.39 | 6.43 | 0.00 |
16 | Anton KOVALEVSKI | UKR | 136.48 | 69.48 | 67.00 | 6.71 | 6.43 | 6.75 | 6.79 | 6.82 | 0.00 |
17 | Samuel CONTESTI | ITA | 131.81 | 63.53 | 68.28 | 6.89 | 6.39 | 6.89 | 6.86 | 7.11 | 0.00 |
18 | Kevin VAN DER PERREN | BEL | 128.76 | 67.34 | 61.42 | 6.57 | 5.75 | 6.18 | 6.25 | 5.96 | 0.00 |
19 | Jorik HENDRICKX | BEL | 127.50 | 68.08 | 59.42 | 6.00 | 5.75 | 6.14 | 5.89 | 5.93 | 0.00 |
20 | Paolo BACCHINI | ITA | 124.17 | 64.87 | 59.30 | 6.04 | 5.32 | 6.25 | 6.00 | 6.04 | 0.00 |
21 | Kevin REYNOLDS | CAN | 122.87 | 63.65 | 62.22 | 6.39 | 5.93 | 6.07 | 6.36 | 6.36 | 3.00 |
22 | Kim LUCINE | MON | 113.12 | 58.56 | 55.56 | 5.64 | 5.18 | 5.71 | 5.61 | 5.64 | 1.00 |
23 | Nan SONG | CHN | 112.31 | 58.81 | 54.50 | 5.71 | 5.29 | 5.46 | 5.43 | 5.36 | 1.00 |
24 | Joey RUSSELL | CAN | 107.04 | 50.62 | 58.42 | 6.04 | 5.71 | 5.71 | 5.86 | 5.89 | 2.00 |
順位 | 選手名 | 国 | 合計 | 技術点 | 演技構成点 | スケーティング | つなぎ | 演技力 | 振付け | 音楽との調和 | 減点 |
・プロトコル
四回転を二発決めたPちゃんに技術点で小塚選手が勝ったのはすごいですね!
Pちゃんは3A苦手で一回しか入れてないところが唯一の弱点なんでしょうか。
4Tと3Aの基礎点の違いは1.8のみですからスピンのレベル差やGOEで追い抜きましたね!
(GOE:Pちゃん=13.61/小塚選手=16.99)
1位 Pちゃん
・チャンV「本当は300点…」/フィギュア「現実ではないみたいだ。信じられない。パフォーマンスにとても満足している。4回転ジャンプを2回成功できたことを誇りに思っている。本当は(合計)300点を出したかった」前評判どおりの強さを見せ付けてくれましたね!
さすがにショートとフリー合わせて四回転三回全部は成功しないんじゃないかと思っていたのですが、見事に決められました!!すごいや…!
Pちゃんの技術点には人類も追いつけるという希望がフリーで見えましたが、PちゃんのPCSに追いつくのは至難の業ですね…!
小塚選手の演技の質とスケーティング、織田選手のジャンプ、高橋選手のステップと演技力をフュージョンすれば世界一になれるんじゃないでしょうか…!
2位 小塚選手

「いつかは取りたいと思っていたメダルがやっと手に入ってうれしい。練習したすべてのことを出そうと思った。満足いく演技だった。世界選手権の表彰台は本当にいい場所だと感じた」戦う男の顔だ!!
もう見ててすごく緊張しました。日本最後の希望…!!って感じで会場で見てたら演技終了後スタオベして泣いてたと思います。
本当にあの状況で国際試合初のGOEが2.29も付くクリーン四回転を決めて、パーフェクトな演技をしてくれて、すごい!!と思いました。全日本王者の誇りを見たよ!!
本当に素晴らしかったです!!お疲れ様でした!!
あとはゆっくり女子の応援とエキシビションを楽しんでリラックスして欲しいです。
見てるだけの観客がこれだけ緊張するんだから選手の精神的疲労って半端ないんだろうなぁと思います。
3位 ガチ君
演技中の写真じゃないけど、いい笑顔だから…。いつもどこか陰のある少年だったガチ君のこんな笑顔が見られるとは!!おめでとう!!ショート、フリーの両方で四回転を決め、大きなミスもなく三位!!
開催国の選手として、見事重圧に打ち勝ち、期待に応えたと思います!!
17歳で銅メダルすごいです!!
そしてショートに続き、いつもより素直に感情を表に出すガチ君が微笑ましかったです。
表彰台では微妙に仕切ってる感じでしたし、大物だな!と思いました。
羽生君はこれからこんな選手達と世界一を懸けて戦って行かなきゃいけないんですね…。大変だな…。
この試合羽生君もテレビで見てたんでしょうか。
ロシア杯でガチ君に負けて地団駄踏む勢いで悔しがってたらしい羽生君ですので、ガチ君の世界選手権三位を見て負けず嫌いを発揮してくれるといいなと思います。
今はまだ東北も復興段階に入っているとも言い難い状況ですし、練習環境のことも大変でまだまだ気持ち的に落ち込む時もあるみたいですが、どうか元気でいて欲しいです。
インフラ的な事は大人が一生懸命働いて頑張りますから…!
4位 ブレジナ選手
紫チェブかわいい。4位にブレジナ選手が入ってくれたのも嬉しいです。
四回転も4Tと4Sの二種を決めましたし、後半はスタミナ切れで荒れちゃった印象ですが、そこはまた来季に向けて滑り込んでいけば取り戻せる力だと思います。
むしろ四回転二種持ちで3Aと3Fを二回飛ぶブレジナ選手は技術点的に来季かなり怖いと思います。3Fを3Lzにすればもっと怖いことになりますね。
元々スケーティングも評価されてる選手なので世界選手権のこの結果も相まって、来季はすごく期待出来ますね!!
本当に今回の世界選手権は若手の台頭!!って感じです。
5位 高橋選手
・高橋ビス外れた…5位/フィギュア「かかとのビスが外れてしまった。続けようと思ったけど、かかと(のエッジ)が抜けて駄目だなと思った。落ち着いていくしかなかった。(この結果は)しょうがない。きょうは自分の演技ができなかった。これで(現役)最後として締めくくりたくない。ソチ(冬季五輪)までもう一回頑張ってみようかなと思った」
/\___/ヽ ヽ
/ ::::::::::::::::\ つ
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ
| 、_(o)_,: _(o)_, :::|ぁぁ
. | ::< .::|あぁ
\ /( [三] )ヽ ::/ああ
/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
って感じでした。
始め何か怪我したかと思ってビックリしました。あんな事あるんですね。
二分以内に演技に復帰しなきゃいけないってことで、一生懸命ネジ回してる間F1のピットインみたいだな、と思いつつ、時間大丈夫か!!!?とすごく緊張しました。
演技再開後は最初のジャンプをきちんと決め、精神力の強さを見せてくれましたが、問題が起きた靴で踏み切るジャンプはミスをしてしまい、フリー6位の総合5位。
何か自分の実力とは関係ない所で実力を出し切れなかったというのは、悔しいんじゃないかと思います。
・世界フィギュア:高橋「ソチ目指す」
Jスポ解説は二分って言ってた気がするんですが、この記事見ると三分て書いてありますね。どっちなんだろ。
6位 織田選手
・織田「すごく緊張していた」/フィギュア「4回転ジャンプが抜けて、3回転になってしまった。(この結果は)何とも言えない。すごく緊張していた。演技自体はそれほど悪くなかったが、体が動いていなかった。無欲で自分の演技をしようと思った」4Tを生贄に、ザヤックの効果発動!!
こいつは基礎点12.6のコンビネーションを墓地に捨てるカード!!
/\___/ヽ ヽ
/ ::::::::::::::::\ つ
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ
| 、_(o)_,: _(o)_, :::|ぁぁ
. | ::< .::|あぁ
\ /( [三] )ヽ ::/ああ
/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
って感じでした。
最初の4Tが3Tになった時点で嫌な予感がしましたが、その数秒後に速攻でザヤるとは…。
ショートでせっかく二位に付けたのに…。すっごいメダルのチャンスだったのに…。勿体なさすぎる…!!!
8位 ジュべ
8位かぁ…。厳しいだろうとは思いましたが、それでもジュべなら…ジュべならきっとなんとかしてくれる…!と祈ってました。今季は最後までジュべらしい演技が見られなかったのが残念でした。
フリーの衣装がヤグリスペクトじゃなかったのも残念でした。
J SPORTSの解説さんも言っていましたが、ジュべの良さはあのエネルギッシュでパワーと情熱溢れる演技だと思うので、そういうジュべの良さを出してくれる振り付けにしてもらえば良かったのになぁと思いました。
本人としては今季は新しいチャレンジの年だったんでしょうか。
そしてJ SPORTSのカメラは変態でした。
あのカメラを操作してた人はジュべの事が好きだったんでしょうか…。
あと写真探してたら、いくつか手から血を出してるジュべの写真があったのですが、手を切っちゃってたんですね。
スピンか何かでブレードを掴んだ時にスパッとやっちゃったんでしょうか…。
ジュべの手に絆創膏貼りに行きたいです。
まとめ
日本男子に関して言えば、最終的にはショートから順位が逆になっちゃったわけで、本当に何が起こるか分からないな。と思いました。明日の女子も怖くなってきました。
来季はPちゃん一強時代を阻止すべく、たくさんの選手が頑張ってくれるといいな、
と思います。

みんなおめでとう!!お疲れ様でした!!
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