私のおすすめ漫画をご紹介させていただくコーナーです。最近おもしろい漫画ないなあ、と思っている方、どうぞ御覧下さい。しかし今はフィギュアスケートに嵌り中。その他、小説、映画の感想、漫画・アニメ系おもしろ動画のご紹介なども。

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「流星の絆」東野圭吾

流星の絆
流星の絆
東野 圭吾
兄貴、妹は本気だよ。
俺たちの仇の息子に惚れてるよ

惨殺された両親の仇討ちを流星に誓った三兄妹。
14年後、彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は、妹の恋心だった。

本の帯の紹介文より。

東野さんらしい、知略をめぐらせて親の敵を陥れようとするお話で、面白かったです。
やっぱり東野さんの本は読みやすくて面白いので5時間くらいで読み終わっちゃいました。
以下詳しい感想。


両親を殺され孤児となった三兄妹の功一(策略家)、泰輔(演技派)、静奈(美人)は詐欺師グループとして協力しあいながら日々を懸命に生きていた。
そんなある日、ターゲットにした男の父親が両親を殺した犯人と同じ顔だと知るのだった。

「白夜行」に通じるところのある、幼少期につらい目に会った主人公達が智謀の限りを尽くして生き抜き、そして目的を達成しようとするお話に復讐劇の加わったこの話が面白くないわけない!!な感じです。
そして詐欺師っていう所もタイムリーな犯罪の話題で、こういう所も東野さんらしいなあと思います。

お話の方もすいすい読めて面白かったです。
次はどんな手を使うのかなあ?っていう楽しみと、三兄妹の暗躍を感じ取る刑事の存在に、妹のターゲットの息子に対する恋心などの不安要素も浮上して、復讐はちゃんと達成されるのかっていうドキドキ感で続きが気になってしょうがないです。

三兄妹のキャラクターも魅力的で良いです。
長男として兄妹を守るために自分がしっかりしなきゃという感じで頼りになる策略家の兄貴の功一と、銀行員から野球選手、宝石商にまで化ける擬態の天才、演技派の次男、泰輔。
そしてどんな尾男も手玉に取る美貌の妹・静奈。
タイトルにもある通り、こんな犯罪をしでかせるほどの彼らの絆と信頼と覚悟みたいなものが素敵だなあ、と思います。
東野さんの書くキャラクターには、平凡な家庭で平凡な幸せをかみ締めて生きてる普通の人間には到底追いつけない、凄味があります。
そしてそこに憧れます。こんなに毎日が真剣勝負みたいに自分の持てる力を全部出して一生懸命生きてみたいなあ、と思ったりします。きっとすごく疲れて一日でやめたくなるでしょうが。

私は東野さんの書くお話の知略家タイプのキャラが好きなので、このお話だと長男の功一目線で話を追ってしまいます。
そしてこのお話がドラマ化されればいいのになあ、と思います。
たいていのドラマ化キャストは期待に裏切られることが多いのですが、でもドラマ化されたら、この役は誰がやるのかなあ?と想像するのは楽しいです。
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